戯言

二日続けてこのカテゴリもどうかと思いますが
一寸思う事がありましたので、ハイ。


3回目となります就職ガイダンスに出席したものの
一番最初の「激励の言葉」に否応無い腹立たしさが。
講師「私の同期のの人事部長に最近の学生の傾向を尋ねた所
   『受身型』が多いと話していました」
例:面接官「今朝は何を食べましたか?」
  受験者「パンです」
講師「この様な学生が受身型です」


……いや、受身の意味を間違えていませんか?
駄熊の阿呆な脳内で受身の例としては
只相手の言う事に対して「はい」等の返事しかしないイエスマン
或いは誰かから指示をされれば動くものの、自分からは
動かない指示待ち族だと思うのですが。


講師「私だったら次の様に答えます」
  「『今日は面接の日なので、母からもっと食べるように言われて普段なら
   一枚の所を、三枚食べて来ました』」


余り変わり無いと思うのですけど、寧ろ未だに親に飯ィ作ってもらっているのか
と突っ込みを入れたくなりました。


講師「先ほど私が言った内容が具体的な内容となります」


や、どうせなら「近所で美味しいと評判の食パン〜パンに手製のジャム等を塗る〜」
または「自家製のパン〜or健康に良いパン〜」
等の方がインパクトは大きいのでは?
食に関して探究心があるとも取れなくもありませんし。
要するにほんの少し、自分の特徴を相手に教える事
相手が何を意図してその質問をしたのかを考えろと言う事ですが
んな事ァ百も承知です。



で、許せない事として
講師「此方が注意する前に自分から帽子を取った学生がいました」
  「非常にモラルが高いですね」


何か、血管、切れました。


他人の話を聞く上で帽子を取るのは当たり前、
どんなに嫌な相手であろうが年上には敬意を持って対応する
或いは敬語を使うように心がけている駄熊にとって
ごくごく自然な事が素晴らしいと言われる事に怒りを感じます。


普通に考えれば、そのまま現状維持で良いのではと思うかもしれませんが
ある種馬鹿にされていると感じます、えぇ。
何故に此処まで怒りを感じるのかを分析すると
「一人の人として当然の事」が素晴らしいと言われた辺りかと。
一寸妙な例えですが赤ん坊がスプーン使えるようになって褒め称えるのは当然ですが
大学生がスプーン使ってスープを飲む光景を褒めるのは侮蔑です。


モラルの問題だからこそ、一層頭に来ているのだと思います。
特別な事で無い、自分の意識次第で容易に変わる問題ですので。



尤も、学生の一般基準を考えると仕方が無いのかもしれません。
身内(?)が言うのも何ですが、実際酷いものですし。
ですので自炊したり、商店街のおっちゃんおばちゃんと触れ合う駄熊が
異端的存在なのかもしれないと思った本日。
正直、馬鹿騒ぎの群れに入るよりは今日のおすすめ等について
話し合う方が余程心休まりますし。


最近カルシウム不足なのか、神経症になりつつあるのかを
さて置いても、連日荒れた文を晒し読後に不快になられましたら済みません。