シナリオ感想

ヒューマノイド」最終話

長文ですので、注意して下さい。

プロローグ
前話のヌシの被害を改めて確認しつつ
視点はメルヴィスへ移行。
メルヴィスがマスターであるウォルトを見殺しにしたと思う
ベルファレドは一方的に攻撃を加えるものの
メルヴィスは未だに怒りの真意を捉えない。


戦闘(前半戦)
メルヴィス対ベルファレドとの一騎打ち。
特に苦戦せずに終了。
アビリティを惜しまない事が鍵かと。


メルヴィスが一方的に攻め切るかと思われたが
地形を上手く活用したベルファレドの手により
身動きを封じられる。
絶体絶命の瞬間、シュレイアが登場。
メルヴィスのシュレイアに対する動作から
ベルファレドはシュレイアの命を奪おうとする。


戦闘(中盤戦)
シュレイア対ベルファレド。
メルヴィスと異なり戦力的に苦しいシュレイア。
正攻法では勝てない為に「ある手段」を用いて
勝利を収める事に。
……実にシュレイアらしい戦法だと思いました。
良く言えば、ベルファレドの忠誠心を利用した
という事になるかと。


一瞬の隙を突かれて危機に陥るシュレイアであったが
仲間が窮地を救う。
カーラがシュレイアを鞭で引き寄せる辺り
意外と力強いのかと、ふと邪推。
全員でベルファレドと戦う熱い展開に。


戦闘(後半戦)
当初は味方全員対、ベルファレドの戦況かと思いきや
前話ヌシ戦闘同様、無限に湧く敵ザコ。
更に毎ターンランダムで使用されるベルファレドの特殊能力。
広域ZOC、鉄壁の硬さ等、まさにボスに相応しい能力であり
2回行動の悪夢により何度かゲームオーバーになる展開も。
シュレイアの援護攻撃をフル活用しつつ
最終的に零距離射撃にて勝利を収める。


戦闘後
アドヴェリー、パトリエと別れ
一行は逃亡を試みた結果、無事に洞窟から脱出する。


エンディング
ディロスとエリアーヌのやり取りにて
今回限りはやけにエリアーヌが良い人に見えた気が(失礼)。
その一方でディロスは主人公らしさを発揮しつつ
シュレイアの台詞に思いを巡らせる。


一方、無事に洞窟を抜け出したシュレイア一行+メルヴィス。
物理的にメルヴィスから逃亡する事が不可能だと諦めた
シュレイアは何処か丸くなった気が。
そしてレベノの手により着実に成長(?)するメルヴィス。
束の間、復讐を忘れるシュレイアの独白で締めるのは
スッキリした形で良かったかと。



蛇足
シュレイアのSP『捨て身』が変更されていたため
一部ヒントに不自然さがあったかと。


まとめらしきもの
シュレイアとレベノ一行の出会いや
パトリエとソグ(シュレイア父)との回想話等
いささか未消化な面があるものの
全10話という中で一連の話を纏め上げ
要所を見事な人形劇で演出したのは
見事だと思いました。
製作、お疲れ様です。
そして完結おめでとうございます。



おまけ

シュレイア=アルテミナス


一番シュレイアらしい顔を選んで描いたものの
どうも何か違う気が。
黒さが不足しているのだろうか?
……単にデッサン力不足な気がしますorz。


おまけの戯言
意表を突いてオベレーorヌシ(擬人化)を描こうかと
悩んだ裏事情もあったりします。
流石に意表を突きすぎているので止めにしましたが(汗)