小ネタ

モットー
文章は短くとも、継続させる。
従来とは異なり似非小説風を目指す。
原作のイメージを崩さずに且つ、クロスオーバーの利点を生かす。
予定では五日から一週間程度にて完結。

前回分↓
http://d.hatena.ne.jp/watosonguma/20070628/1183035870




俺は思わず…本能的にその酔っている男に声をかけた


「なぁ……アンタ……」
男は俺の声に反応して酔った目で俺を見つめる
一秒…二秒…三秒…
そして男はおもむろに口を開いてこう言った
友よ、飲もう
どうやら向こうも俺を同じ種類の人間だと本能的に悟ったようだ
それから意気投合し、酒を飲みつつあるうちに分かった事が数点。


男の名前はレオ
仲間であるサイレンという女性に惚れているものの
無下に扱われるばかりか、最近では新しく出会った自分よりも
年下の男性に興味を持ち始めているらしい。


そして俺とレオは互いに名前で呼び合うようになり…


「畜生……俺を何だと思ってやがるんだ!!」
酒を一気飲みした勢いにてレオが叫ぶ
「んぅ…どうしたんだ?」
「いやな、この前なんか鎖で縛れた俺を放置して一人だけ先に帰ったり」
「無理矢理スイカを被せやがったんだ…」
「俺はノーマルだってのに……アブノーマルな方向へと走らせてやがらぁ」
「そりゃあ…酷いな」
「だろ、だろ、分かってくれるだろ?」
「ああ、よぉっく分かるぜ」
俺にも似た経験が数多くある為力強く同意する。
「ひっく…それにしても、サイレンは…やっぱり年下を可愛がりたいのか?」
「そうだろ……なんだかんだ言っても…可愛いものを愛でたいもんだろ」
「けどな……年上の男は包容力があるんだぜ!!」
「おおー良くぞ言った、えらいねぇー」
「ハッハッハッハッ!!」
「その意気で惚れさえちまえ!!」
「おうさ、今に俺の魅力に気付かせてやるぜーー」
「親父さん、俺の奢りで日本酒と炙りスルメをレオに頼む!!」
「いいのか、勇」
「気にすんな、俺の奢りだーーー」


サイレンという女性に関して話が盛り上がっていた…
気がつけば俺も相当酔っ払っている。
意気投合した心友レオの愚痴を聞いた後、俺も思わず愚痴を吐く。
その内容は…


〜続く〜


大分絡んできました。
ハイ、今回はレオ様が中心です。
分量が少ない?
この程度が普通かと。
もとい…回数を重ねるにつれ段々と軽量化しそうな未来が見えます。