シナリオ感想

「凶風のスカイファング」15、16話


相当の間が空いて記すのは失礼かもしれずと
思う此処最近。


15話
各人最終決戦に向けての思いを語る。
原雄と青人の会話の中でさりげなく仁井斗の姿が思い出される辺り
カニックの腕前以前に一員として重要だったとしみじみ感じます。


一方で機体改良に付き合わされる禾亜、
将来へのフラグを建築する未来達に混じって
セイさんが芽鐘に少しデレる。(←多分重要)
他にも個々人の描写もありますが、個人的に
関心が引かれたのが上三つでした。


大抵の物語では、人数が中盤〜終盤から増加すると
描写もおなざりになりがちですが、きちんと
個々人を描いている所に拘りを感じます。


シルフィーとツバサの微妙な想いのズレが
悪影響を及ぼさないかと思わせつつ、戦闘へ。


戦闘
陸戦組のみで大量のカオスティア殲滅を行う流れに。
一見すると苦しいと思われたが、機体改良の恩恵大きい
姪姫、愕人の二名に加えて全力を出すヒエン。
三人を主軸に戦い、徹底的に壊滅する。
段々狩られる為に湧くカオスティアが可哀相にも思いました、ハイ。


15話ハイライト
未来、義父に勝ちフラグ建築。


16話
視点が変わり、空戦組へと以降。
あれだけ苦戦した記憶のある異形『蛙』があっさり死ぬのは
少々拍子抜けしたものの、それだけツバサの実力が
上回ったのだろうと実感。
敵大半を倒したものの、ツバサとシルフィーは異形『翼』の手により
仲間と分断される状況に。
後を追うか悩む味方の前に
異形『剣士』改め芽鐘の兄、銀縁拓人が立ち塞がる。


戦闘
敵雑魚を一ターンで倒したものの、ボスが非常に厄介な存在。
切り払いレベルが戦闘を重ねるにつれ上昇する能力を所持。
製作者側からしてみると、非常に興味深いデータですが
一プレイヤーからすると悪質です。
実質物理攻撃が通用しないので、射撃武器または必属性付きの武器で
攻撃を加える流れに。



地味にドラマシスが活躍しつつ、ジンのエアロアサルトが群を抜いて重宝しました。
当たると辛いカウンター攻撃に苦労しつつ、何故か大志で止めを刺す。
芽鐘が倒した場合、ボーナスがあったかもしれませぬ。



戦闘後
芽鐘と拓人の一騎打ちが行われる。
過去、一度も勝てなかった相手だったが、今までの
たゆまぬ努力が実り、見事打ち勝つ。
こうして考えると、粒揃いの精鋭達なのだとしみじみ実感。


過去に何故異形『剣士』が芽鐘に拘っていた理由も
今回までの伏線として張られていたのだと今更ながらに気づきました。


戦闘後にも関わらず二人の空間を作るのはどうなのかと思いつつも、
異形『剣士』との戦いで何らかの条件を満たしていたからこそ
こういった光景を見られたのだろうと思います。



16話ハイライト
セイさんが芽鐘にデレた。(←重要)




(既に存在意義を失っている気もする)おまけ


セイ



一度描きましたが、前とは表情が違うので、
可の方針で、えぇ。
16話主役は間違いなく芽鐘氏ですが
「つい」描いた次第です。
他意は無い、筈です。



蛇足
……アングルが違ったり、そもそも似ていない辺りはスルーで。
似せても駄目なら自分の型で描いたものの
やはり上目遣いでないと(何かが)半減している気もorz。