シナリオ感想

「三千年戦争シリーズ 〜フォシーレバラーダ〜」6〜8話

戦闘面で大幅に改訂を加えられた事もあり
その辺りも触れつつ駄感想をば。
※長文注意



6話
リスに噛まれる愉快な魔公子ディミトリアス
捕縛したサンクス、トンクスを弄くる天才ゼノビア
一方、前話より失意に沈むシェリル。
其々の模様を描きつつ、謎の人物の行動が気になります、ハイ。
また、シェリルに辛く当たった事を悔やむルースは光神殿へと足を運び
シェリルと再会するも、運悪くディミトリアスと遭遇し
なし崩し的に戦闘へ。


戦闘
頼れる天才ゼノビア+ルースのコンビで奮戦。
華麗に攻撃を回避するゼノビアの近くで何度も攻撃を喰らうルースの
勇姿に泣きつつ、しばし耐えるとピルチス、セリス、シャディンの三名が
加わり戦況が好転。
圧倒的生命力を誇るピルチス、流石魔公子の名前は伊達ではないと思いつつ
前線にノコノコ出てきたディミトリアスをタコ殴りにして仕留めて勝利。


戦闘後
クロス・ディメンジョン犠牲者二号が発生する一方
再度打ち解けたルース、シェリルの前に身分の壁が立ち塞がる。
あくまでも前向きなルースの決意に対し、何やら
意味深な発言をするゼノビア、バドーダの両名。



7話
騎士昇進の祝いも兼ねて珍しく人の役に立つ(失礼)発明品、
シャワーの設置を行うゼノビア
実験第一号となりシャワーを浴びるピルチス、しかし
密かに嘗め回す視線で見つめる変態の姿が。
後に魔公子が一人、アムドゥシアスと判明するものの
何処か嫌な雰囲気が漂います、ハイ。


その後、ルース達は神官カウフェをフォルガータまで護衛する任務を命じられる。
我儘なカウフェに振り回され、途中の森で沐浴を行うが
地上進行を目論むカラベニアに発見される。


戦闘
ルースの成長に焦り、単身で戦える事を見せ付けようとするラギス。
……一寸、頭を冷やそうか。
敵ザコがレベル20前後、キミは一桁の3、
戦力外だと思わないのかね?
いや、サンプルデータ使った自分が悪いのですがorz。


イベントで自動回復するラギスを放置しつつ
ピルチス中心に陣形を組んで戦う間に
フォルガータ神殿騎士フォパルが参上、ラギスの危機を救い
返す刀でカラベニアに挑むものの……


フォバル、恐怖状態になる
(そして逃げ惑う)
フォバル、敵に凍結させられる
(ザコから大ダメージ)
フォバル、猛反撃を受けて瀕死に
(慌ててカウフェが治療に向かう)
フォバル、味方が良い感じに削った敵に止めを刺す
(経験値を掻っ攫う)


……偶々だと思うものの、本当に神殿騎士筆頭なのかと疑いました、ハイ。
生き残ったNPC騎士の方が役に立っていましたし、えぇ。
結果としては味方のテンションMAXを利用しつつ撃破したものの
何処か空しい戦闘だった気が。



戦闘後
フォルガータへ到着し、笑顔が素敵な幼女愛好家門番と触れ合いつつ用事を済ませる面々。
一方ラギスがバドーダやフォバルから相手にされないのは
自分の事しか考えずに視野が狭いのでは?と根拠の無い考えが浮かびます。
後、久々に出会ったガタイに何故か和みました。
心なしか前よりも善人らしくなっている様な気が。


8話
プロローグ
ネロス(別名ふーちゃん)よりティリンスベール、ウルドヴァーンが急襲されているとの
知らせを受け、ルース達はネロスの力を借りてティリンスベールへ移動
サレームとセリス、それに を拾い、ラギスとピルチスを待機役とし、急ぎウルドヴァーんへ。
一方ウルドヴァーンではアムドゥシアスの手により
暴走したアルダンが無理矢理アリアドネと結婚式を行うが
サレームが登場し、式は中断される。



戦闘
サレームとアルダンとの一騎打ち。
一合交えるたびに回想が入るのは上手い演出だと思いました。
いや、過去のサレームがフッサフサだった辺りに一番驚きましたが、ハイ。
ルースもいずれ父同様……と要らぬ考えが湧きつつも戦闘続行。
アルダンと決着を付け、花嫁(アリアドネ)を攫って逃亡する。


その後、ルース達と合流するも
性懲りもなくアルダンが登場、更にアムドゥシアスと協力する
ヴェルグリデスが立ち塞がる。
苦しい状況と思われたものの、味方数も多く
高射程を誇るルクレッツェ、圧倒的回避を誇るアリアドネを主体とすれば
存外楽に勝てました。


戦闘後
急ぎティリンスベールへ戻ろうとするものの
再度立ち塞がるヴェルグリデスとモンスターの群れに対し
ルースは殿を務めることを申し出、サレームから玉鋼の剣を譲り渡される。
次回はより盛り上がる展開になるのだろうと思いつつ、終了。



蛇足
魔公子にも其々特徴と言うか、癖が強いと思った今回の話。
例えばルクレッツェの場合、サレームの技術や人柄に心酔して
友と看做していますし、ピルチスでしたらルースへの好意、
ネロスの場合はある意味、シェリルへの憐憫と庇護という様な感じで
おそらく人間に対してある程度好意的に接している反面、
自分の領土欲しさに地上へ出たカラベニア、ピルチスのストーキングから
大混乱を発生させているアムドゥシアス、それに付随するヴェルグリデスは
飽くまでも侵略中心で捉えている様に思われます。
現状、全員登場していないので他の面子がどの様に考えているのかが
個人的に気になります、ハイ。
……誰か一人数え忘れている気もしますが、スルーの方向で。




蛇足2
人物辞典でルース、セリス二名とアリアドネの年齢を対比すると一寸凄い気が。
何時ごろサレームと出会って、玉鋼の剣が作られ
ルースを産んだのか、気になります、ハイ。


戦闘に関して
ゲージ表示があり、以前よりも分かり易くなった事に加えて
気力の変動を入れた事により、戦闘面での面白みが一味変わった
やり応えのある内容に仕上がったかと。


おまけ



ピルチス
主人公を上回る生命力を所持し、6、7話では大変お世話になったので。
……模写からずれつつある駄熊のヘボブツ。
まぁ、これはこれで…………駄目、ですよねぇorz。