小ネタ

原作:「サイレンナイト〜静寂に響く旋律〜」


原作第05楽章をプレイされていない方は閲覧しないで下さい。
また、Ifの要素が強い事もご了承した後に、閲覧して下さい。


第05楽章
戦闘後、サイレンとレオは……
(※注意、ロイは元の世界へと戻っている状態です)


ナオヤ「サイレンさんはまだ許せても(いざとなったらルナの部屋があるし)」
   「レオさんを泊めるのは抵抗があるな」
サイレン「心配するな、ナオヤ」
ナオヤ「?」
サイレン「元より必要なのは私の居場所だ、コイツは放って置いても死にはしない
ナオヤ「言われてみれば、その通りだ!!」
レオ「酷い、酷いぞナオヤにサイレンッ!!」
サイレン「待て、私は事実を述べただけだが」
レオ「幾らなんでもそれは無いだろう!!」
ナオヤ「仕方が無いな、母さんと上手く話が纏められたら構わないさ」
レオ「よし、上手く話を纏めて見せるぜ!!」


〜その後〜


レオ「実はとある事故が発生して、一時的な滞在場所を探しているんですけど」
ユウコ「あらあら、それは大変ですねぇ」
サイレン「そこで、迷惑だとは承知しているが、数日間滞在しても良いだろうか」
ユウコ「そうですねぇ、私は構いませんよ」
レオ「(よっしゃ!!)」
ユウコ「サイレンさんは少し狭いかもしれませんが、娘のルナの部屋に滞在してください」
サイレン「うむ、世話になる」
ユウコ「では、早速案内しますね」
レオ「あのー、ユウコさん?」
ユウコ「はい、何でしょうか?」
レオ「俺の滞在場所は?」
ユウコ「出来ればナオヤの部屋へと押し付けたいのですけど…」
ナオヤ「(冗談じゃないぜ!!)」
ユウコ「どうしましょうかねぇ」
レオ「あの、俺に出来る事なら何でもしますから!!」
ユウコ「本当に、何でも、ですか?」
レオ「流石に無理な事は勿論ありますけど」
ユウコ「それならいい場所がありますよ」



〜暫くして〜


ナオヤ「良かったな、レオさん」
サイレン「うむ、お前も野宿かと思ったが、良い場所を与えられたな」
レオ「本当に、そう思っているのか?」
ナオヤ「当然だろ」
サイレン「私が冗談を言うと思っているのか」
レオ「それなら……敢えて聞くけどよ」
レオ「犬小屋の何処が良い場所だ!?
ナオヤ「実は家の倉庫に置いてあった昔の犬小屋だが、サイズが合ってよかったぜ」
サイレン「まぁ、少々サイズが合わないようだが何とかなったようだな」
レオ「いや、サイズそのものが合っていなくて関節を折り曲げて入っている状況なんだが」
ナオヤ「母さんが『門番が欲しいんですよね〜』と言っていたから」
ナオヤ「最適だったと思ったんだけどな」
サイレン「以前のようなスイカに比べれば幾分マシだろう」
レオ「納得できねーーーー!!


その後、ナオヤ宅には犬小屋の中に奇妙な生物が誕生したとかしないとか




実際にサイレンの居場所は確保されそうだが
レオ様の居場所はどうなるのだろうかと思い妄想している内に
閃いてしまった小ネタです。


本編でどのような結末になるのか期待しています。
おそらく野宿になると思いますが、一体どうなるのでしょうか。