小ネタ

作者のアンブル様より許可が下りた後から
少々遅くなったものの完成しました。
問題があったら即刻削除の方針で。


原作:サイレンナイト〜静寂に響く旋律〜


言動、行動が原作と大いにかけ離れている点をご了承下さい。
レオ好きの方は閲覧されない事を強く推奨します


場面:
第03楽章
ラダス及びヘビの群れに囲まれた状況



リオ「姉さま……そろそろ限界」
エノア「もう少しの辛抱よ…リオ」
ナオヤ「あの〜もしかしなくても…もう体が動かないとか?」
リオ(こくり)
エノア「まともに食事をしていないからね…」
ナオヤ「…………絶対絶命か?」
サイレン「フン…随分と弱音を吐くものだな」
ナオヤ「サイレンさん!?」
サイレン「少々待たせたが…安心しろ」
???「うおっと…俺を忘れるな!!」
イカ男「天が呼ぶ…地が呼ぶ…人が呼ぶってな!!」
ナオヤ「……アレ、何ですか?」
サイレン「見て分からぬか、文字通りスイカだ」
ナオヤ「ウワァ、シャベルスイカナンテハジメテミマシタヨ」
サイレン「…まぁ、『ハウリング』の相手は任せておけ」
ナオヤ「お願いします」
リオ「……姉さま」
エノア「えぇ……分かっているわ」
イカ男(な、何だ…妙な視線を感じるぜ)
イカ男「え…一寸、そこのお二人さん…俺に近付いて何の用なん…」
リオ「イカ!!
エノア「食料!!


イカ男に近付き、一心不乱にイカ男の外装を食べ始める二人

イカ男「おい、俺は食料じゃない!!助けてくれサイレン!!」
サイレン「知るか、その程度自力で何とかしろ」
イカ男「そんな無責任なーーー!!」
イカ男(でも…これはこれで滅多に無い良い経験か?)
リオ「…………あれ、この鎖……」
エノア「リオの…鎖ね」
エノア「…………まさか」

イカ男の外装を食べ尽くすと…そこには



レオ「………よう」
エノア&リオ「!!!!!!!!」
リオ「そ、そんな……」
エノア「リオ!!今食べたものを直ぐに吐きなさい!!」
リオ「う……駄目です、もう消化されてしまって…」
エノア「泥水でもいいから口をゆすぎなさい!!」
リオ「……はい、姉さまも…忘れずに」
エノア「ええ!!」
レオ「……え、スイカは泥水以下?」
サイレン「それは違うであろうな、レオが着ていたスイカは泥水以下という事だ」
レオ「いやぁ…まさか…なぁ…」


必死で口をゆすぐエノアとリオ


レオ「………」
サイレン「まぁ…もっと具体的に言うのであらば泥水>レオと言った所か」
ナオヤ「違いますよ、サイレンさん」
サイレン「ほぅ…どう違うのだ?」
ナオヤ「正確にはイカ>泥水>大きな隔たり>レオさんですよ」
サイレン「……確かに、其方が正しいな」
レオ「何気に酷い事を言うな…ナオヤ」
レオ「つーか、そんなに俺は駄目なのか?」
レオ「腹が膨れたなら結果オーライじゃないのか?」
サイレン「私としても…レオの体液が付着した食物なんぞ死んでも食べたくは無いがな」
レオ「……お、俺の存在価値って」





ラダス「おい…スルーか?」




蛇足
突発的に閃いた小ネタです。
本編にてエノア+リオが空腹であったので
イカ男=食料と見なしてああった行動を取ったら…
という妄想の下、完成致しました。
冒頭にも書きましたが、原作を崩壊させるイメージを曝すな
というご意見がありましたらご連絡をお願いします。