小ネタ

書いた本人が言うのも何ですが…変です。
文体が統一できていませぬ。
それでも読んでやるぜ!!という奇特な方、いらっしゃったら幸いです。
この話はソックスを愛し、ソックスに人生を捧げた熱き漢の物語である。






某月某日


謎の生命体である幻獣に刻一刻と追い詰められていた人類は
途方も無い計画を思いつく…


それは誰もが予期せぬ作戦であり
あの芝村勝吏が気絶する作戦であった。


同時刻
士魂号整備士、中村 光弘こと
ソックスバトラーは悩んでいた。
如何にして多くの靴下を回収するべきか


彼のソックスのコレクションは既に相当数があり
同じ部隊のタイガー、ロボとはコレクションを嗅ぎあう心安き間柄であるが……
それでも彼は…欲していた…そう……全人類の靴下を


バトラー「はぁ…どぎゃんするのが一番効率ええんかの……」
    「部隊全員の靴下は努力して手に入れたのはええけど……」
    「ん…緊急召集?」


委員長であり司令官である、善行 忠孝は完結に述べた

善行「只今から、貴方方全員の靴下を回収します」
  「とある実験の結果として幻獣に対して人間の靴下に含まれる匂いが非常に有効であり」
  「一斉に幻獣に対して靴下を投げつける事により、人類は圧倒的に優位に立てる模様です」
バトラー「!!!」
タイガー「!!!」
ロボ「!!!」    
善行「えー皆さんに反論の余地はありません、何があろうとも回収します」



バトラー (な……こんな計画思いつくのは…あの女か!!)
     (どうしてファルコンは止めなかったんだ!!)
     「ファルコン、ファルコン!!」
ファルコン「……バトラーか」
バトラー 「あの作戦は一体!?」
ファルコン「あの…女が…更紗が……提案したのだ」
バトラー 「何故止めなかった!!」
ファルコン「あの女…俺に睡眠薬を飲ませ、俺の秘蔵コレクションを……」
バトラー 「…………」
ファルコン「畜生!! 俺の秘蔵コレクションがッ!!」
バトラー 「それで…計画は実行するんかいな?」
ファルコン「あの女の事だ…間違いなく実行するだろう」
バトラー 「回収場所は何処だ?」
ファルコン「…バトラー!? 貴様、まさか」
バトラー 「ファルコン…コレクションは無念だったが…これは言い換えればチャンスだ」
     「全人類のソックスが手にはいる!!」
ファルコン「おぉ……おぉおぉぉぉぉ!!」
バトラー 「分かってくれたな…ファルコン」
ファルコン「勿論だ!!」



数時間後…人類ソックス貯蔵庫
バトラー「ふふ…これが……この大量の山がすべてソックスか」
ロボ「すげぇ…すげぇぜ!!」
タイガー「ふむ…悪くありませんね」
ファルコン「失ったコレクション以上の物が手に入りそうだな」
バトラー「ばってん…簡単に入れたのは何故じゃろ?」
ファルコン「俺の地位を忘れたのか?」
ロボ「だけど…警備兵もいないなんておかしくねぇか?」
タイガー「そう言われると…確かに奇妙ですね」




ガシャリ!!!



突然貯蔵庫の扉が閉められる

バトラー「な!?」
ロボ「あ、開かない!?」
タイガー「まさか…」
ファルコン「奴……いや、あの女の仕業が!!」



扉の外
警備兵「指示通り、ハンター共を封じ込めました」
更紗「うむ…計画通りだな」
  「幻獣共のど真ん中に放り投げて来い」
警備兵「ハッ!!」
更紗「ククク…馬鹿共が、まんまと引っかかったか」



貯蔵庫内
バトラー「これは…嵌められたんかのぉ」
ファルコン「チィ…何故悉く俺の邪魔をするのだ!!」
ロボ「それより…まずいんじゃないのか」
タイガー「確かに…このままでは」
バトラー「だが…ソックスを見捨てて動けるわけが無い!!」
    「故にソックスの匂いを十分に嗅ぐッ!!」
全員「応!!」

更に数時間後



ドガシャアン!!
激しい地響きとともに貯蔵庫は地面へと放り投げらる
ソックスの匂いに浸っていたハンター達の目の前に…大量の幻獣が

バトラー「………」
ロボ「………」
タイガー「………」
ファルコン「………」


幻獣「…………………」


バトラー「…幻獣に対してソックスの匂いって…効果は…」
ファルコン「………………無いだろう」
ロボ「それじゃ…俺達」
タイガー「…そうでしょうね」



四人「だが、ソックスに捧げた我が人生に一辺の悔い無し!!



幻獣により、ソックスハンター四名は死亡
しかし、その死に顔は皆安らかであったとか。





………唐突に書いた小ネタでしたが…
バトラーの話し方が統一できていなかったりする点等
問題点が多いなぁ…未熟です。